こんにちは!LFC.COMのへるおです!
船に乗ってイカメタルやりたい…タイラバもやりたい…バチコンもやりたい…ライトジギングもティップランもやりたい!!
でも全部タックルそろえるとか無理!オールラウンドにこなせるマルチロッドはスペックがいまいち…どうせ全部できるならハイスペックなロッドがいいのに!!
そんな要望を満たしてくれるロッドがやっと出ました!
2022年発表!シマノのクロスミッションXRです!
今回はそんなクロスミッションXRのB66Mを使ってみたので早速いろいろお話していきますね!
まずはどんなロッドなの?ってところからいきますよ!
クロスミッションXRのコンセプト
「もっと気軽に・オールラウンドに・スマートに」をコンセプトとしたオフショアオールラウンドロッド
シマノ公式より抜粋
シマノの公式ではこうなっていますが、実際には『バーチカルを基本としたオフショアライトゲームのオールラウンドロッド』いうイメージです。
なのでキャストも出来なくはないですがアンダーでショートキャストのみ、激しくしゃくるジギングなどはちょっと無理かなといった感じです。
XR、無印、BBの違いと比較
クロスミッションシリーズは無印のクロスミッション、エントリーモデルのBB、そしてハイグレードのXRが展開されています。(2022年7月現在)
それぞれのロッドの特性はこちらです。
- クロスミッションBB
ソリッドティップ(タフテックα)、ハイパワーX、センターカット2ピース、ステンレスKガイド
- クロスミッション
ソリッドティップ(タフテックα)、ハイパワーX、スパイラルX、Xシート、CI4+、センターカット2ピース、ステンレスKガイド
- クロスミッションXR
ソリッドティップ(タフテック∞)&チューブラーティップ→ティップスイッチシステム(詳しくは後述)
スパイラルXコア、ハイパワーX、Xシート、CI4+、変則3ピース(グリップジョイント&ティップ交換式)、ステンレスKガイドSiCリング
こうやって見るとXRがどれだけハイスペックかが分かりますね!
ティップスイッチシステム
クロスミッションXR最大の特徴とも言えるティップスイッチシステム。
分かりやすく言えばソリッドとチューブラーのティップを変更できるという事ですね!
継方式もソリッドが並継、チューブラーが逆並継と違うのですが、これってすごくないですか?
バット側の継ぎ目はどんな構造してんだよ!って気になりますよね!
ティップの違いはそれだけではありません。
まずガイドの大きさが違います。
見た感じだとチューブラーならスペックより太い糸も問題なく使えるのでは?と思っています。
といってもスペック上もPE1.2号までいけるのでなにも困ることはないと思います。
スパイラルXコア
シマノ最高峰のブランクスの基本構造であるスパイラルXコア搭載です。
見よこのぶっ飛んだ強度テスト!!
僕も初めて見たときは『あ、シマノがおかしくなった』と思いましたよ(笑)
シマノ独自の設計・製造方法により、曲げ、ネジレ、つぶれなど、あらゆる方向に対して、さらなる高強度化を徹底追求。ロッド性能を根幹から高めるシマノ独自の基本構造スパイラルXに、ナノアロイ®テクノロジーにより実現した高強度樹脂を用いたカーボンテープを使用。選りすぐりの素材でさらなる高強度化を実現しました。一般的な構造との比較で、ネジリ強度1.4倍、つぶれ強度2.5倍を達成(当社比)。さらにスパイラルXとの比較でも、ネジリ強度10%アップ、つぶれ強度15%アップを達成(当社比)しました。
※ナノアロイ®テクノロジーは東レ(株)の登録商標です。
シマノ公式より抜粋
無印にも採用されていて評価も高かったスパイラルXをさらに最高の素材で作りこんだといったところでしょうか。
大型の真鯛や根魚、大剣でも安心してやり取りできますね!
変則3ピース
ティップスイッチシステム搭載という特性上そのままだとコンパクトさに欠けるので3ピースになっています。
センターカットよりもスムーズな曲がりが期待できるという事です。
スパイラルXコアもバットからベリーにかけて継ぎ目もなくしっかりと使われていていいですね!
SiCリングに関してはご存じの通りダイヤモンドに次ぐ硬度を誇るガイドリングです。
砂や塩を含んだPEラインでも安心して使うなら欲しいですね!
クロスミッションXRで出来る釣り
メーカーの出している表を見ての通りかなり幅広くカバー出来る事が分かります!(ボートアジングに関してはおそらくバチコンを前提にしていると思います。)
番手による多少の違いはあれど、タイラバやイカメタルといった話題の釣りはほとんどカバー出来るのはうれしいですね!
特におススメの釣りはイカメタルとタイラバ
タイラバは全番手、イカメタルはS66M以外すべてが『最適』と評価されている通り、なんでもこなせるクロスミッションXRの中でも特に得意なのがこの二つと言えると思います。
どちらも落として巻く釣りなので元々は似ていたのですが、専用ロッドが多く予算が限られているけど色々釣りたい人には悩ましい所でした。
オフショア始めたいけど全部面白そう!全部やりたい!そんな人にはピッタリですね!(僕もそうでしたよ!)
タイラバロッドやイカメタルロッドを流用すれば必要ない?
タイラバやイカメタルのロッドを他の釣りに流用している人は結構いるんではないでしょうか?
しかしながらやっぱり、専用のロッドを流用した場合ちょっと満足できない事があるんですよね!
結局また専用のロッドが欲しくなってしまう。。。というのがテンプレ的な流れでしょうか(笑)
イメージ的には専用ロッドをその釣りに使えば100点だとするなら、他の釣りに流用した場合が50点といった感じでしょうか。
それに対しクロスミッションXRは全ての釣りで80点というイメージです。(BBが60、無印が70だと安直ですかね(笑))
なので最初からいろんな釣りをやるならクロスミッションで始めてみるのがいいかもしれませんね!
クロスミッションXRはこんな人にピッタリ
- イカメタルをやってみたい
- タイラバをやってみたい
- バチコンをやってみたい
- ライトジギングをやってみたい
- でも他の釣りもしたい。
- せっかくいろんな釣りするならいいロッドの方がコスパいいじゃん!
こんな風に考えられる人はぜひ手に取ってみてほしいですね!
ここが惜しい!デメリット?はこれ
- カーボンモノコックグリップにしてほしかった。
- 3ピースだけど変則だからセンターカットより長い
- 別売りでもいいからちゃんとした穂先のハードケースが欲しかった
個人的に気になったのはこのあたりでしょうか。
スパイラルXコアにコストがかかってるのでカーボンモノコックは無理だし、変則3ピースは構造上仕方ないのでどうしようもないですけどね!
クロスミッションXRのレビューまとめ
いかがでしたか?
シマノ(SHIMANO) クロスミッションXR B66M(ベイト・3ピース) 35361 価格:31,107円 |
シマノ クロスミッションXR B66ML / オフショアオールラウンド ベイト ロッド 価格:30,646円 |
船からのライトゲームを幅広くカバーできるハイスペックロッドというのが少しでも伝わったでしょうか?
今後ますます盛り上がっていきそうなイカメタルやタイラバ、バチコンといったライトゲームをオールマイティーにこなせるロッドに目が離せませんね!
他にも分からないことなどがあれば気軽にお問い合わせフォームから聞いてくださいね!