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シマノのミラベルを徹底解説!入門機種の軽量モデルとしての地位を築けるのか!?

こんにちは!LFC.COMのへるおです!

シマノの2022年の秋冬モデルがいよいよ発表されましたね!

今回はその中でも超注目株である『ミラベル』についてお話ししたいと思います!

結論から先に言ってしまうとミラベルは『買い』なリールだと思います!

ではその理由を話していきますね!

ミラベルのサイズ展開

メーカーの公式だと見にくいのでみんなが気になることが多いであろうことに絞ってみました!

品番
ギア比
実用ドラグ力(Kg)
最大ドラグ力(Kg)
自重(g)
最大巻上長(cm/ハンドル1回転)
ハンドル長さ(mm)
本体価格(円)
1000 5 2 3 175 66 45 14,400円
C2000S 5 2 3 180 66 45 14,400円
C2000SHG 6 2 3 180 79 45 14,400円
2500 5 3.5 9 205 73 55 15,700円
2500S 5 2.5 4 205 73 55 15,700円
2500SHG 6.2 2.5 4 205 91 55 15,700円
C3000 5 3.5 9 205 73 55 15,700円
C3000HG 6.2 3.5 9 205 91 55 15,700円
4000 4.7 6 11 245 75 55 17,000円
4000XG 6.2 6 11 245 99 55 17,000円
C5000XG 6.2 6 11 270 105 55 18,000円
アジングやメバリングから近海のオフショアまで対応できそうなスペックがズラリと揃いましたね!

全サイズ共通の設定はこちら!

  • ベアリング数/ローラーベアリング数 5/1
  • ハンドルタイプ A
  • リールスタンドタイプ C

機能面

ではミラベルに搭載されている技術を見ていきましょう!

MGLシリーズの中で最も廉価版となるミラベルですが、さすがシマノ!といった最新の技術が豪華に盛り込まれています!

ひとつひとつ解説していきたいと思います!

HAGANEギア(ハガネギア)

シマノの技術力の象徴ともいえるのがこの『ハガネギア』ではないでしょうか?

金属の塊を約200トンの圧力でプレスし、切削なしにミクロン単位の精度で仕上げる。

精密冷間鍛造と言われる独自の技術が、硬く、粘り強いギアを生み、なめらかな巻きごこちを可能にする。

シマノ公式より抜粋

僕自身は専門家ではありませんが工場で金属加工をやっている友人に聞くと『恐ろしく高度な技術』だそうです。

また、『切削が必要ない』という事で鍛造後の最も強く粘る表面を活かせるという事でした!

X-SHIP

ハガネギアと同じく上位機種にも搭載されているX-SHIP!

ドライブギアの大径化、ピニオンとドライブ両ギアの最適配置、ピニオンギアのベアリングによる2点サポート。これら頑強なギアの噛み合わせが、負荷に強い軽快なリーリングを保持する。

シマノ公式より抜粋

これをものすごく嚙み砕いて説明すると、シマノが長年考え抜いてきた最高のギアの配置!というイメージですかね!

実質的にバリュープライスのリール以外にはほぼ搭載されている質実剛健的な機能と言えるでしょう!

サイレントドライブ

サイレントドライブもシマノがどんどん採用して言っている技術ですね!

ボディ全体の基本設計、駆動関連部品をひとつひとつ見直し、部品間の微細なガタ、隙間、揺れを細部に至るまで徹底的に排除。

改善の対象箇所はドライブギア、ウォームシャフト、ウォームシャフトピン、ウォームシャフトギアなど多岐に渡る。新たな次元での滑らかな回転性能、静粛性を伴った巻き心地を実現しました。

駆動するパーツをより精確に作りこんでガタを徹底的に排除するような技術ですね!

これも22サハラから採用されているのでシマノの基軸となってくる技術と言えるでしょう。

MGLローター(マグナムライトローター)

ローター部分の軽量化は巻き出しの軽さに直結します。

こちらが個人的にヴァンキッシュなどの上位機種のマグナムライトローターとは違うのではないかと睨んでいた技術です。

理由としては二つあります。

  • ローターの形状がそもそも違う
  • ロゴのデザインが違う

ですね!どちらも見てもらえればすぐにわかってもらえると思います!

ヴァンキッシュ
ミラベル

 

といった感じです!

 

保護猫ぽるて

気になりますよね?はい、もちろんメーカーに直接確認をしますよ!

ということでシマノに電話で直接問い合わせてみました!

その結果、ロゴのデザインは変更されている可能性があるということ、MGLについても素材にCI4₊が使われているということで間違いないようです。

形状的には同じロングストロークスプール非搭載のカーディフと似ている気もしますが、巻き出しの軽さはもしかしたら最高レベルかもしれませんね!

 

コアプロテクト

撥水加工により内部への浸水を防ぐ機能です!

撥水処理による水玉形成効果により、微細な隙間があっても水の浸入を抑制することに成功。回転抵抗を増やさずに防水効果をアップすることを可能にしました。さらに非接触のため摩耗することなく防水効果も長続きします。

シマノ公式より抜粋

上位機種に採用されているXプロテクトに比べるとやや見劣りするかもしれませんが、必要十分という声も多く聞きますね!

個人的にもオカッパリメインなら問題はないと思いますよ!

Gフリーボディ

これもサハラ以上の機種から採用されているオーソドックスな技術ですね!

スプールを前後運動させるための摺動機能部品をリール本体上部に配置し、リール全体の重心を手元に近づけることに成功。

これによりロッドとの一体感が向上し、キャストによる疲労の低減、ロッド操作性の向上につながります。

シマノ公式より抜粋

僕がよく言っている重心が手元に近いほうがいいというのはこの事ですね!

当然、その方がキャストも安定するという事です。

AR-Cスプール

スプールの形状はスピニングリールにとって遠投性能やトラブルレスに直接影響するので妥協できない部分ですね!

特殊なスプールリング形状を持つスプール。これによりラインの整流効果を生み、ライントラブルの抑制と遠投性能の両立を実現しました。

シマノ公式より抜粋

といってもこちらも長年シマノが使っているので何も問題ありません!

最上位機種であるステラにも使用されているので安心してくださいね!

CI4+(シーアイフォープラス)

シマノの軽量リールの基軸となる素材です!

軽量カーボン素材CI4を進化させた新カーボン素材。軽さをそのままに剛性、耐久性が大幅にアップし、リールの小型、軽量化を可能にしました。

以前のCI4よりさらにパワーアップしたCI4+ですが、もともとカーボン系の素材は『たわみ』や『ねじれ』といった部分が弱点となっていましたがそれを克服したという事ですね。
ただカーボン素材という事でどうしてもコストが上がりがちで金額が高くなってしまうのですがミラベルにはそんな心配は不要でしたね!

ミラベルの気になる点

ここからは個人的に『弱点かな?』と思う点をお話ししていきたいと思います。

といってもどれも価格帯的に無理があるような事なので問題点というほどではありませんよ!

マイクロモジュールギア非搭載

圧倒的な巻き心地と感度を誇るシマノのギア設計です。

価格帯的に数千円ほどしかかわらないアルテグラには搭載されているのですがミラベルには非搭載です。

保護猫ぽるて
もっとも、MGLスプールにコストを割いているので仕方ないですね!

Xプロテクトではなくコアプロテクト

まず、スピニングリールは100%の防水は不可能ということを念頭に置いておいてくださいね!

コアプロテクトは必要十分な防水機能とはいえ、オフショアでガンガン使いまくるとなるとちょっと不安になるかもしれません。

保護猫ぽるて
ですが釣行後にちゃんと水洗いすれば何も問題ないと思いますよ!

ワンピースベールではない

ラインが引っ掛かってトラブルになると言われることのあるツーピースベールです。

リールの扱いがちゃんとしている人は全く問題ありません。

ですが個人的には入門機種こそワンピースベールにしてほしい…

リールの使い方を覚えるのには丁度いいのかもしれませんが…

ミラベルと他のリールの比較

同価格帯のリールと比べてみたいと思います。

まずはわかりやすいメーカーの公式比較でみてみましょう。

こうやって見るとミラベルは価格的にはややアルテグラに近いですが、機能的にはナスキーの軽量上位互換といった事が読み取れます。

なので巻き心地やより堅牢性を求めるなら数千円高いですがアルテグラの方がおすすめです。

ですがMGLシリーズ最安値という事実は変わりません!

保護猫ぽるて
必要最低限の機能に軽量という特徴を兼ね備えた入門機種は他になかったのではないでしょうか?

ミラベル入荷情報&最新インプレ!

LURE FISHING CLUB.COMにもミラベルの2500SHGとC3000HGが入荷しました!

4000XGと5000XGは年末ごろに伸びてしまいました。

入念な検品を終えましたので早速インプレしていきたいと思います!

まずちょっとした違いですが梱包の仕方が少し変わりましたね!

今まではハンドルを外して袋に入っていたのですがミラベルは緩めてたたんでありました!

色に関しては画像より少し薄い紺色だと思った方がいいかもしれません!

個人的には高級感があって好きな色とデザインです!

内容物はリール本体と調整用のワッシャー、説明書が二冊とシンプルです。

そしてなにより軽い!!本当に軽い!

なので同じ軽量リールの14カルディアと比べてみます!

ミラベルとカルディア比較

比較といっても14カルディアでフェアではないのであくまで参考程度に見てくださいね!

品番はミラベル2500SHGとカルディア2506です!どちらもシャロースプールなのでそこは同じ条件かと思います。

左がミラベル、右が14カルディアです

まずはスプールの形状から見ていきましょう!

高さはカルディアの方がやや高いですが糸巻き部分の幅はほぼ同じでした。

それ以外の頭や下の部分はミラベルの方がすっきりとした印象ですね!

続いてお待ちかねの重量なのですがカルディアは僕の私物なので糸が巻いてあることだけご注意ください。

ただそれを踏まえてもミラベルの方がかなり軽いかと思われます。

ボディとドラグノブを見ていきましょう!

ボディは重量の大部分を含めるにもかかわらず僅差でした。

この辺りはさすが昔から軽量に定評のあるダイワですね!

ドラグノブはミラベルの方が若干大きく重たいという結果になりました。

ですがドラグノブに関しては大きい方が摘まみやすいので好みもあるかと思います!

現行の21カルディアと比べたらさすがにカルディアの方が軽い!

現行の21カルディアは僕も4000XGを愛用しているので分かりますが14とは比べられないぐらいに軽くなっています!

21’カルディアを早速フルベアリングカスタムしたら『ヌルヌル』したからおススメ!

なので現行のカルディアと比べるとさすがに少しだけミラベルの方が重いという結果になります。

ですが価格帯も少し違うので一長一短といった感じです。

なのでサブ機やプレゼントにちょうどいいかもしれませんね!

ミラベルはこんな人におススメ!

ここまでの特徴を踏まえて個人的に『こんな人におすすめ』というのを上げていきたいと思います!

  • これから新しい釣りを始めたいと思っている
  • 軽量リールのサブ機が欲しい
  • 体力に自信がない女性アングラー
  • 釣り好きのお子さんへのプレゼント

番手ごとにやりやすい釣りはあると思うのでそこを抑えれば非常に幅広い人にお勧めできるリールですね!

検品済みのミラベルはこちらから!

ミラベル2500SHG 全国送料無料 YAHOOショッピング

ミラベルC3000HG 全国送料無料 YAHOOショッピング

シマノの新型リール『ミラベル』まとめ

いかがでしたでしょうか?

保護猫ぽるて
実はLFCのYAHOOショッピング店でも入荷次第販売予定です!(あえて予約制はとっていません)

番手はバスフィッシングやエギングにぴったりな2500SHGや大好きなサーフフィッシングのスタンダード4000XG、ライトショアジギングにも使えるC5000XGあたりが入荷予定ですよ!

公式ラインでも入荷情報をすぐに配信する予定です!

ライン公式アカウント

LFC.COM YAHHOOショッピング店

何か分からないことがあったらお問い合わせから気軽に聞いてくださいね!

最近は購入してくれたルアーでの釣果とか送ってもらえてるのでとてもうれしいです!

有難うございます!

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