こんにちは！釣り歴２０年、釣った魚種が30種を突破したへるおです！
以前、バスでは万能なリグだと紹介したテキサスリグですが、ソルトでもとても有効なリグなんです！
特にカサゴやハタ類のロックフィッシュ、サーフゲームでのヒラメ、マゴチといったフラットフィッシュには絶大な効果を持っています。
今回はそんなソルトでも大活躍のテキサスリグについて解説したいと思います！
サーフフィッシングについては別の記事でまとめてあります。
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テキサスリグとは？
まずはここから解説していきます！わかってるよ！って方は飛ばしてくださいね！
写真で見るとこのようなリグですね！
シンカーはバレットシンカーと呼ばれる中通し式で弾丸型のものを使います。
フックは針先の出ないオフセットのものがいいでしょう。
ワームは好みにもよりますがターゲットによって変えるのが一般的です。
基本的にはこれだけです。
バスの場合はウキ止めゴムでシンカーを固定したりしますが、障害物の奥に入れる事のないソルトでは使うことはないでしょう。
- バレットシンカー
- オフセットフック
- ワーム
この三つでOKです！
テキサスリグのメリット ジグヘッドとの違いは？
テキサスリグとジグヘッドリグの違いについて解説していきます。
| テキサスリグ | ジグヘッド | |
| スイミング姿勢 | △～〇 | 〇～◎ |
| フッキング率 | 〇 | ◎ |
| 根掛かり回避 | ◎ | △ |
| 動きのナチュラルさ | ◎ | △～〇 |
| フォールアピール | ◎ | 〇 |
| 飛距離 | 〇 | 〇～◎ |
イメージとしてはこんな感じです。
評価にばらつきがあるのはセットするワームやジグヘッド本体によって得意なアクションが違うからです。
スイミング姿勢
スイミング姿勢に関しては中通しシンカーという構造上、ジグヘッドよりは安定しない事が多いです。
ただしオフセットフックやスイミングに特化したワームを使うことでカバーできます。
それでも早めのリトリーブなどではクルクルと回転してしまうことが多いでしょう。
広範囲を手早く探るのはジグヘッドの方が得意とするところです。
フッキング率
フッキングに関してはどうしても針先の出ているジグヘッドに軍配が上がります。
ですがロックフィッシュにしてもフラットフィッシュにしても獲物を丸呑みにするフィッシュイーターなので全く問題ありません。
ジグヘッドにも言える事ですが、どうしても気になる場合はアシストフックをつけるのもアリですよ！
根掛かり回避
テキサスリグ最大のメリットともいえる根掛かり回避力。全てのルアーの中でも最強クラスと言って差し支えありません。
オフセットフックで針先を隠し、弾丸型のバレットシンカーでするすると障害物をよけていきます。
もしシンカーが岩などに挟まっても中通しなので向きを変えて揺すればポロリと外れやすい。
根掛かりの多いエリアは魚影も濃い！だから釣れる！
動きのナチュラルさ
意外と注目されていないのがこれです。
テキサスリグはジグヘッドと違い、フックとシンカーが固定されていないのでワームがよりナチュラルに動きます。
ジグヘッドはスイミング姿勢を安定させようとさせるあまりワームのロールアクションを消してしまう物も多いのも事実です。
スレた魚にもワームのポテンシャルが十分に発揮できるということですね！
フォールアピール
中通しシンカーという特徴のおかげでシンカーが先に落ちて、ワームが後を追うようにフォールします。
シンカーが着底するとフォールスピードが落ちてゆったりとフォールしてアピールします。
まさに弱ったベイトフィッシュですね。
なので着底後は数秒ステイするのもいいですよ！
飛距離
飛距離はジグヘッドよりは劣ります。
スイミング姿勢同様にどうしても飛行姿勢が安定しないのが原因ですね。
根掛かりしにくいので高価になってしまいますがタングステンシンカーを使うと感度も良くなるのでおすすめです。
テキサスリグでロックフィッシュを狙う場合
テキサスリグでロックフィッシュを狙う場合のセッティングは
- シンカーは7ｇ～14ｇ
- フックは#1前後
- ワームは2～3インチほどのクロー系
アクションは基本的にズル引きです。岩などに引っ掛かりそうなときは軽く跳ねさせるイメージで回避すると、その瞬間パックっと食いついてくることがよくあります。
シンカーは水深や潮流によって使い分けるといいですね！
ボトムがちゃんと感じ取れる重さを選ぶとOKです！
ワームは正直好みで選んでもOKです！４インチぐらいのバス用でも普通に釣れます！
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ロックフィッシュ狙いでのライン
ラインは根の荒さによって変えたいところですね！
メインラインはPE１号を基準として、リーダーを長めにとって根ズレ対策をしっかりするとストレスなく釣りができます。
リーダーの太さは最低でもフロロの12ポンドですね。僕は14ポンド以上しか使いません。
長さはポイントにもよりますが、初めての場所なら１ヒロで様子をみてもいいかもしれません。
テキサスリグでフラットフィッシュを狙う場合
ヒラメやマゴチといったフラットフィッシュを狙う場合はただ巻きでのスイミングが基本になってきます。
『え？じゃあジグヘッドの方がよくない？』
と思う方も多いと思います。実際サーフでのフラットフィッシュ狙いでのジグヘッドの出番は多いです。
じゃあなぜテキサスリグを使うのかというと、ずばりフォールとアクションです。
人気のサーフではマゴチもヒラメも散々攻められていてスレています。
ありきたりなジグヘッド＋シャッドテールのアクションではなかなか食いついてくれない！
そんな時にテキサスリグの出番です。
- シンカーは14ｇ～30ｇを数種類
- フックは#3/0前後
- ワームはジグヘッドの時と同じでOK
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フラットフィッシュでのライン
サーフが基本になってくると思うのでメインラインにはPE1号～1.2号が良いですね！
リーダーは根があるようなサーフなら20ポンド以上が理想ですが、ほとんど根のない場所なら16ポンドのフロロでも十分です。
長さに関しても根の状況次第ですが、こちらも１ヒロから様子をみていいと思います。
その他のサーフでのヒラメやマゴチの攻略についてはこちら
ソルトでのテキサスリグまとめ
今回はソルトでテキサスリグを使うときの解説をしました！
本当はもっと他にも狙えるのでソルトでも万能なリグなのですが、あまりにも多くなってしまうのでメインになってくるであろうロックフィッシュとフラットフィッシュに限らせてもらいました！
みなさんもぜひ使ってみてくださいね！
他にも分からないことなどあったら気軽にコメントやお問い合わせフォームから聞いてください！
