もはや説明の必要があるのかといってもいいDUELのモンスターショットシリーズ。
そのなかでも名作中の名作と言わしめたサイズの、95について深堀りしていこうと思います!
95mmのコンパクトボディにして40gという重さ
コンパクトな95㎜というボディに似つかわしくない40gという重さ。
これで飛距離が出ないわけがない!
しかし!
公式には100mオーバーとなっていますが、正直、普通のタックルで普通にキャストすれば80mぐらいのものです。
しかし、オカッパリでのこの飛距離は大きなアドバンテージとなります。
ナブラまであと10m!
この状況に対応できますからね。
とはいえ、飛距離だけならメタルジグで十分なのも事実です。
アピール力が高いのではない!食わせる力が強いのがシンペンだ!
シンキングペンシル全体に言える事ですがあの丸みのあるボディにこそメタルジグにはないアピールがあります。
それはフラッシングの違いです。
メタルジグはどうしてもウォブリングの為に多少は平たいボディになってしまいます。
故に鋭くギラギラとしたフラッシングになります。
それに対してプラグであるシンキングペンシルは丸みのあるボディでフラッシング自体も非常にナチュラルな光り方になります。
この差が大きいんです。
僕自身、ダイビングでウン千という魚を魚と同じ目線である水中から見てきましたが、メタルジグのようにギラギラ光る魚は見たことがありません!
なのでプラグはアピール力が高い!
と思われがちですが、実際は食わせの力が高いというのが正解のように思います。
超絶飛距離とナチュラルな食わせのルアーがモンスターショット95
モンスターショットが飛距離と食わせの力を併せ持った名作であることはわかってもらえたと思いますが、ではなぜ食わせのナチュラルなルアーなのにワンピッチジャークやスキッピングといった激しいアクションでも実績があるのでしょうか。
その答えも簡単です。
『水を押す波動』の問題です。
当たり前ですが水中で糸に引っ張られてる魚は釣られている魚以外にありえません。
つまり、ナチュラルではないのです。
説明が難しいのですが、ルアーがルアーとしてラインで引っ張られている以上、ターゲットからしたらベイトの波動ではありえないのです。
それはどんなにフィッシュライクなアクションをしていてもです。
だからこそのナチュラルなフラッシングに加えたスピードによるリアクションの効果なのです。
プラグはわずかな水流でも動くようなものではない。でも・・・
モンスターショットのようなヘビーシンペンはどうしてもある程度の水流を前から受けないとうまくウォブリングしません。
しかしモンスターショットは水中での水がみが良く、遠浅サーフでも使用できるほどに浮きあがりがいいのです。
ゆえにサーフのわずかな起伏やブレイクに潜んでいるフラットフィッシュにも効果があります。
ヒラメやマゴチからすれば、サーフの物陰からいきなりスッと現れヌルリと光るモノです。
そんなもの、大好物のベイトフィッシュ以外にあり得ませんよね。
とっさに食いつてしまうのも当然です。
水面は魚からしたら壁。フィッシュイーターはそこに追い込む。
なにもないフラットなエリアでも必ずあるストラクチャー
それはボトムと水面です。
フィッシュイーターたちはここに大好物のベイトフィッシュを追い込みます。
逆に言えば水面近くを泳いでる小魚は追い込む必要すらない格好の獲物です。
これをイメージしてモンスターショットを使わない手はありませんよね。
ナブラやボイルがないとどうしてもレンジを下げたくなりますが、思い切って水面直下に絞ってみると思わぬ釣果に巡り合えるかもしれませんよ!
名作ヘビーシンキングペンシル、モンスターショットまとめ
✅超絶飛距離
✅ナチュラルなフラッシング
✅スローからファストまで対応
✅ワンピッチジャークでも食わせの力を発揮
✅サーフからロックショア、オフショアまで対応
✅コスパ最強!!!!
デュエル(DUEL) ハードコア モンスターショット 95mm F1196 【ネコポス配送可】 価格:1,320円 |
さすが名作。
レビューも多いですね!
遠浅サーフでの釣りについて
今回紹介させてもらったモンスターショットはどんな場面でも活躍しますが、特に僕がおススメしたいのは遠浅サーフです。
昨今のサーフブームのおかげで沢山のサーフ専用ルアーが出てきましたが、その際にもタックルボックスには必ず忍び込ませておきたいですね。
もちろんショアジギのお供にもぴったりですよ!